静けさと彩りと

*そふぃーの森*

2019年のクリスマス

クリスマス

この言葉1つで 子どもの頃から
気持ちが浮かれ 嬉しくなります。

たぶん2、3歳の頃でしょう。
サンタさんが夜にこっそりやって来て
枕元にプレゼントを置いていくと知り
興奮してなかなか眠らず
眠りについたら腕や身体を上に動かし
枕元のプレゼントに触れそうになり
両親を一晩中ハラハラさせた 、
という話を後に聞きました。

これがクリスマスの最初の記憶です。
クリスマスの起源を知った今でも
サンタクロース
贈り物
家族や親しい大切な人と過ごす
訳もなくお祝い気分になる
という発想は変わりません。

生まれもった感覚なのでしょうか。
両親に恵まれたからでしょうか。
何かをしてもらえるという喜びと
期待をして待つ楽しい時期なのです。


けれど なんとなく今年は
少しだけ いつもと違うのです。

目に見えるプレゼントではなく
生き方を自分で選ぶという自由を
どこからともなく贈られたような。
関わる人を自分で選んでもよいのだ
そんな気持ちになりました。

嫌な人と縁を切るのではありません。
関わりたいと憧れる素敵な方々へ
思いきってこちらから
声をかけてみようと想ったのです。

インターネット中心の時代ですから
一方的に知っている方がいますし
なんとなく繋がっている方も多いです。
何でも「いいね」ボタン1つで
関わっているつもりの方もいます。
もちろん実生活で 長く深く大切に
繋がり続けている方も大勢おります。


惰性をやめる


素晴らしいと思ったら言葉で伝える。
支えられ感謝している事を伝える。
相手はわたしを知らないけれど
関わってみたい方に気持ちを伝える。
助けて と素直に伝える。
わかっているよ と伝える。

すでに交流の途絶えている方。
以前は気の合う仲間だった人。
とてもお世話になったけれど感覚が
合わなくなってしまった方。

時が経つにつれ人間関係の形も変わり
心の葛藤が続きましたが
それはとても心を消耗させました。

相手がわたしを受け入れるかは
全くわかりませんし問題ではなく
なるようになるのだろうと感じます。
シンプルに素直になることは
想像よりさほど難しくはないでしょう。


サンタクロースは 大人たちへ
あたたかさと勇気を心の奥に届けようと
贈り続けていたのかもしれません。
気がつける心を持ち続けたいです。

sophie